僕は、マグストラタム学園の落ちこぼれの召喚術専攻の学生だ。
最近は落ちこぼれでもなくなったような気がしているんだけど
絶望的に単位が足りてないことに違いはない。
最近は落ちこぼれでもなくなったような気がしているんだけど
絶望的に単位が足りてないことに違いはない。
それなのに、僕は今、とんでもない課題にかりだされている。
まどか：まさか、本当の戦争に参加することになるとは、思いませんでした。
マスター：まず僕が思ってなかったよ。
卯月：何事も経験。ＧＯＧＯ！
マキ：こういう経験は、出来ればせずに済ませたいものです。
晶：なんか、こういうお話って、アニメでなかったかしら。
結：こういうお話は、ファンタジーの王道ですよ姉さん。
ルシード：ま、みんなには悪いって思ってるわ。生きて帰れるかどうかわからないし。
ティセ：ご主人様ぁ。おどかさないでくださぁい。
ルシード：ごめんごめん。おどしてるつもりはないわ。だけど、覚悟しておかないとね。
アスレイ：ルシードさん、…見つけました。
ルシード：さすがねアスレイ。…さあ、明日の食料を手に入れるわよ。みんな、配置について。
レッジ：…了解、ルシード隊長。
ルシード：レッジ、元気がないわね。菜食主義者なの？
レッジ：そういうわけじゃないですけど、戦いというより、狩りですよこれ…。
ルシード：ぼやくな少年。腹が減ってはっていうでしょ。
結：清潔な水の確保と、食料の確保が重要ですね。
晶：私の腕のふるいどころがあってありがたいわ。さあ、今日はどんな獲物かしら。
まどか：アスレイさん、偵察してたほうがいいでしょうか。
アスレイ：そうね。逃がさないように、先回りしたほうがいいかもしれないわ。
マスター：よし、じゃあ晶と結はアスレイと一緒に支援グループを形成して。
まどかは空から全体をフォロー。卯月は僕と一緒に逃げ道をふさぎに行こう。
レッジとマキは、敵襲に備えて警戒をお願い。
あと…ルシードさん。どうしましょう？
ルシード：あたしは、全体のバックアップに回るわ。じゃあ、おいしい晩ご飯を期待しましょう。
卯月：よーし、がんばるぞー！
マスター：まず僕が思ってなかったよ。
卯月：何事も経験。ＧＯＧＯ！
マキ：こういう経験は、出来ればせずに済ませたいものです。
晶：なんか、こういうお話って、アニメでなかったかしら。
結：こういうお話は、ファンタジーの王道ですよ姉さん。
ルシード：ま、みんなには悪いって思ってるわ。生きて帰れるかどうかわからないし。
ティセ：ご主人様ぁ。おどかさないでくださぁい。
ルシード：ごめんごめん。おどしてるつもりはないわ。だけど、覚悟しておかないとね。
アスレイ：ルシードさん、…見つけました。
ルシード：さすがねアスレイ。…さあ、明日の食料を手に入れるわよ。みんな、配置について。
レッジ：…了解、ルシード隊長。
ルシード：レッジ、元気がないわね。菜食主義者なの？
レッジ：そういうわけじゃないですけど、戦いというより、狩りですよこれ…。
ルシード：ぼやくな少年。腹が減ってはっていうでしょ。
結：清潔な水の確保と、食料の確保が重要ですね。
晶：私の腕のふるいどころがあってありがたいわ。さあ、今日はどんな獲物かしら。
まどか：アスレイさん、偵察してたほうがいいでしょうか。
アスレイ：そうね。逃がさないように、先回りしたほうがいいかもしれないわ。
マスター：よし、じゃあ晶と結はアスレイと一緒に支援グループを形成して。
まどかは空から全体をフォロー。卯月は僕と一緒に逃げ道をふさぎに行こう。
レッジとマキは、敵襲に備えて警戒をお願い。
あと…ルシードさん。どうしましょう？
ルシード：あたしは、全体のバックアップに回るわ。じゃあ、おいしい晩ご飯を期待しましょう。
卯月：よーし、がんばるぞー！
そう、魔族の村へ向かうことになった僕らが最初に直面した問題は、食料の確保だったんだ。
王都に行けばいい、ぐらいに思ってたから、僕らはろくに食料なんて準備してない。
ルシードさんこそ、いくらかの薬は持ってきてたけど、食料はやっぱり持ってない。
だから、食べ物は現地調達するしかなかったんだ。
それも、魔族の警戒隊を避けるために、わざとけものみちみたいなところを
選んで通っているから、一日に進んでいる距離もたいしたことがない。…ような気がする。
天測でアスレイが地図を作ってくれているけど、なんであんな器用なことが出来るんだろう。
王都に行けばいい、ぐらいに思ってたから、僕らはろくに食料なんて準備してない。
ルシードさんこそ、いくらかの薬は持ってきてたけど、食料はやっぱり持ってない。
だから、食べ物は現地調達するしかなかったんだ。
それも、魔族の警戒隊を避けるために、わざとけものみちみたいなところを
選んで通っているから、一日に進んでいる距離もたいしたことがない。…ような気がする。
天測でアスレイが地図を作ってくれているけど、なんであんな器用なことが出来るんだろう。
アスレイ：このくらい学校で習ったでしょう、ランドナビゲーションは常識よ。
まどか：マスター、座学は得意じゃなかったんですか。
マスター：そりゃ、原理ぐらいはわかるよ。月を基準にすれば方向はわかる。
それに、複数の星の相対位置と星座板を参照すれば、大体の位置はわかる。
だけど、一日あるいた距離で星の位置のずれなんて把握するのは普通無理だよ。
アスレイ：ファインドパス系の魔法が使えれば、簡単に正確な位置がだせるでしょ。
マスター：そりゃ、ホートウィッシュを探せば、一発だよ。
卯月：マスターマスター、一体どういう話なの。全然わからないよ。
マスター：いや、だから卯月。捜索魔法だと、方角と位置がわかるでしょ。
卯月：うん。
マスター：だから、位置がわかっている物体を探せば、逆に自分の位置が確定するってわけ。
卯月：えと、よくわからない。
マキ：楽に考えればいいわよ。ここからホートウィッシュに帰る道を知れば
それを逆にたどると、ここにこれるでしょう？
卯月：うん、まあ、そうだけど…
マキ：だから、ホートウィッシュへの場所を知れば、逆にこの場所がわかるでしょ。
卯月：えー、なんで？ホートウィッシュの場所を探す魔法じゃないの？
マキ：ええと…なんていったらいいのかなぁ…
まどか：卯月、旗を立てるポールの長さを測るのに、横にして測るようなもの。
卯月：立てたら短くなるんじゃない？
まどか：だから、先にポールに巻き尺を固定して、それから立てればいいじゃない。
卯月：・・・・なんとなく、わかった気がする…
まどか：よかった。
卯月：て言わないと、なんかずっとこの話をされそうな気がした…
晶：よくわかってるわね。…と、さあ、さばき終わったわ。御飯にしましょ。
卯月：わーい。
レッジ：待ってました。でも、なんで日が暮れてから料理するんですか。
アスレイ：日中、炊事の炎なんて上げてたら、すぐに私たちがここにいるのがばれるでしょう。
レッジ：炊事の炎や煙なんて、飯時ならどこだって上がってるんじゃないか。
ルシード：そうね。いつでも上がってるわ。人がいるところなら。
レッジ：人がいるところなら…ああ、そういうことか。
結：人がいるのがばれたら、奇襲にならないですものね。
晶：煙を上げないやりかたで調理するのも、工夫が要るのよ。一日二日なら
軽くいぶしただけでも持つわ。
マスター：本格的だね、晶。
晶：当然の配慮ですマスター。
卯月：理屈はいいから食べようよ…？
マスター：どうしたの、卯月。
卯月：ええとね。マスター。あっち見て。
マスター：あっち？
ルシード：………アスレイ、受動的探査魔法陣配置。急いで。
アスレイ：わかりました。探査対象は？
ルシード：炎の魔力で、かなり大きいはずよ。
アスレイ：わかりました。…すこし、待ってください。
マキ：どうされたんですかみなさん。
マスター：たぶん、卯月が、何か精霊的な炎の魔力を感じたんだと思う。
レッジ：それで、今からアスレイが探査するんだな。
ルシード：しっ。…アスレイの気を散らさないように…
まどか：マスター、座学は得意じゃなかったんですか。
マスター：そりゃ、原理ぐらいはわかるよ。月を基準にすれば方向はわかる。
それに、複数の星の相対位置と星座板を参照すれば、大体の位置はわかる。
だけど、一日あるいた距離で星の位置のずれなんて把握するのは普通無理だよ。
アスレイ：ファインドパス系の魔法が使えれば、簡単に正確な位置がだせるでしょ。
マスター：そりゃ、ホートウィッシュを探せば、一発だよ。
卯月：マスターマスター、一体どういう話なの。全然わからないよ。
マスター：いや、だから卯月。捜索魔法だと、方角と位置がわかるでしょ。
卯月：うん。
マスター：だから、位置がわかっている物体を探せば、逆に自分の位置が確定するってわけ。
卯月：えと、よくわからない。
マキ：楽に考えればいいわよ。ここからホートウィッシュに帰る道を知れば
それを逆にたどると、ここにこれるでしょう？
卯月：うん、まあ、そうだけど…
マキ：だから、ホートウィッシュへの場所を知れば、逆にこの場所がわかるでしょ。
卯月：えー、なんで？ホートウィッシュの場所を探す魔法じゃないの？
マキ：ええと…なんていったらいいのかなぁ…
まどか：卯月、旗を立てるポールの長さを測るのに、横にして測るようなもの。
卯月：立てたら短くなるんじゃない？
まどか：だから、先にポールに巻き尺を固定して、それから立てればいいじゃない。
卯月：・・・・なんとなく、わかった気がする…
まどか：よかった。
卯月：て言わないと、なんかずっとこの話をされそうな気がした…
晶：よくわかってるわね。…と、さあ、さばき終わったわ。御飯にしましょ。
卯月：わーい。
レッジ：待ってました。でも、なんで日が暮れてから料理するんですか。
アスレイ：日中、炊事の炎なんて上げてたら、すぐに私たちがここにいるのがばれるでしょう。
レッジ：炊事の炎や煙なんて、飯時ならどこだって上がってるんじゃないか。
ルシード：そうね。いつでも上がってるわ。人がいるところなら。
レッジ：人がいるところなら…ああ、そういうことか。
結：人がいるのがばれたら、奇襲にならないですものね。
晶：煙を上げないやりかたで調理するのも、工夫が要るのよ。一日二日なら
軽くいぶしただけでも持つわ。
マスター：本格的だね、晶。
晶：当然の配慮ですマスター。
卯月：理屈はいいから食べようよ…？
マスター：どうしたの、卯月。
卯月：ええとね。マスター。あっち見て。
マスター：あっち？
ルシード：………アスレイ、受動的探査魔法陣配置。急いで。
アスレイ：わかりました。探査対象は？
ルシード：炎の魔力で、かなり大きいはずよ。
アスレイ：わかりました。…すこし、待ってください。
マキ：どうされたんですかみなさん。
マスター：たぶん、卯月が、何か精霊的な炎の魔力を感じたんだと思う。
レッジ：それで、今からアスレイが探査するんだな。
ルシード：しっ。…アスレイの気を散らさないように…
しばらく、僕らはアスレイが魔法陣を描いて、探査を始めるのを待った。
でかい炎の魔法反応って、なんだろう？まさかバルログだなんていわないよね。
でかい炎の魔法反応って、なんだろう？まさかバルログだなんていわないよね。
卯月：そんなのに出会ったら、ボク達、どうやっても助からないよ。
まどか：それでも、マスターなら、なんとか出来ますよ。
マスター：まどか、僕だって普通の人間なんだから。
ルシード：そんなことより、戦わずにやり過ごす方法を考える、って言いたいんでしょう。
アスレイ：発見しました。…なんて…魔力を隠そうともせずにこっちに来る！
ルシード：ふーん。…なるほどね。やれやれだわ。
マスター：ルシードさん、一体何が起きるんですか。
ルシード：会いたくもない相手とご対面よ。逃げるって選択肢、なさそうだわ。
卯月：会いたくもない人って、別れた恋人か誰かなんです？
ルシード：なんでそういう発想になるのよ。
ティセ：ご主人さまぁ。不倫でもしてたんですかぁ？
ルシード：違うっ！
マスター：みんな、戦闘準備。…そんな強大な魔力の持ち主が来るんだったら
全力で迎え撃たないと。
アレクサンドラ（以下アレク）：その必要はないわ。
卯月：出た〜。
マキ：悪霊退散悪霊退散…
晶：出たわね化け物。
結：姉さん、からかうのもいい加減にしたほうがいいです。
まどか：卯月、もしかして、さっき感じた気配って、この人の事ですか。
卯月：うん。ボクなんかよりはるかにすごい炎の力の持ち主。
魔力を感じただけで、ふるえが来たよ。
アレク：さすがに炎の召喚獣。気付いたか。
ルシード：魔族軍の三魔将の１人、アレクサンドラ、ね。
アレク：そうよ、ルシード。
ティセ：ご主人さまぁ。三魔将って、どういう人なんですかぁ？
アスレイ：三魔将…まさか、こんなところで出会うなんて。
アレク：ふふ。あなたたちに用事はないわ。私は、あんたと決着をつけるために来たのよ。
ルシード：わざわざ、あたしを待ってたってわけ？ずいぶんとお暇なのね。それとも、左遷されたの？
アレク：やかましい！あのときの屈辱…誰が忘れるか。
ルシード：この子達を置き去りに会話されてもね。それに、あれはゼファー兄ぃの罠に
勝手に落ち込んだだけでしょ。あたしを恨むのは筋違いだわ。
アレク：黙れっ！私の大切な部下達を、…一網打尽にっ！
ルシード：地盤の悪い山道なんか行軍させるのが悪いのよ。
アレク：ちゃんと頂上も押さえておいた！
ルシード：ええ、そうね。おかげであなたは助かったけど、下の道を通る輜重隊はそうじゃなかった。
アレク：…魔族兵を含む一個中隊が壊滅。
ルシード：一個中隊ぐらいでそこまで言われる筋合いないわよ。
アレク：魔法弾一発で…きさまの魔法一撃でっ！
ルシード：あたしの魔法が強かった訳じゃないわ。たまたま、土砂崩れが起きそうな場所があっただけよ。
あたしは、そこへ魔法を打ち込んだ。そしたら、土砂崩れが起きて流された。それだけよ。
アレク：それだけ？それだけだと？………その後起きたこと、忘れたとは言わせないわよ。
ルシード：だから、そんなことに責任持てないわよ。
アレク：あの山道には…私の…
ルシード：…だからなに？これは戦争なのよ。遊びじゃないわ。
文句があるなら、戦争を終わらせることでも考えなさい。
アレク：そうだ、あのとき…あの日から、私は、貴様ら人間を許さないことを誓った。
皆殺しだ……手始めに、あの日の決着をつけよう。
ルシード：願い下げよ。あたしは、あんたとはもうかかわりたくない…の…
まどか：それでも、マスターなら、なんとか出来ますよ。
マスター：まどか、僕だって普通の人間なんだから。
ルシード：そんなことより、戦わずにやり過ごす方法を考える、って言いたいんでしょう。
アスレイ：発見しました。…なんて…魔力を隠そうともせずにこっちに来る！
ルシード：ふーん。…なるほどね。やれやれだわ。
マスター：ルシードさん、一体何が起きるんですか。
ルシード：会いたくもない相手とご対面よ。逃げるって選択肢、なさそうだわ。
卯月：会いたくもない人って、別れた恋人か誰かなんです？
ルシード：なんでそういう発想になるのよ。
ティセ：ご主人さまぁ。不倫でもしてたんですかぁ？
ルシード：違うっ！
マスター：みんな、戦闘準備。…そんな強大な魔力の持ち主が来るんだったら
全力で迎え撃たないと。
アレクサンドラ（以下アレク）：その必要はないわ。
卯月：出た〜。
マキ：悪霊退散悪霊退散…
晶：出たわね化け物。
結：姉さん、からかうのもいい加減にしたほうがいいです。
まどか：卯月、もしかして、さっき感じた気配って、この人の事ですか。
卯月：うん。ボクなんかよりはるかにすごい炎の力の持ち主。
魔力を感じただけで、ふるえが来たよ。
アレク：さすがに炎の召喚獣。気付いたか。
ルシード：魔族軍の三魔将の１人、アレクサンドラ、ね。
アレク：そうよ、ルシード。
ティセ：ご主人さまぁ。三魔将って、どういう人なんですかぁ？
アスレイ：三魔将…まさか、こんなところで出会うなんて。
アレク：ふふ。あなたたちに用事はないわ。私は、あんたと決着をつけるために来たのよ。
ルシード：わざわざ、あたしを待ってたってわけ？ずいぶんとお暇なのね。それとも、左遷されたの？
アレク：やかましい！あのときの屈辱…誰が忘れるか。
ルシード：この子達を置き去りに会話されてもね。それに、あれはゼファー兄ぃの罠に
勝手に落ち込んだだけでしょ。あたしを恨むのは筋違いだわ。
アレク：黙れっ！私の大切な部下達を、…一網打尽にっ！
ルシード：地盤の悪い山道なんか行軍させるのが悪いのよ。
アレク：ちゃんと頂上も押さえておいた！
ルシード：ええ、そうね。おかげであなたは助かったけど、下の道を通る輜重隊はそうじゃなかった。
アレク：…魔族兵を含む一個中隊が壊滅。
ルシード：一個中隊ぐらいでそこまで言われる筋合いないわよ。
アレク：魔法弾一発で…きさまの魔法一撃でっ！
ルシード：あたしの魔法が強かった訳じゃないわ。たまたま、土砂崩れが起きそうな場所があっただけよ。
あたしは、そこへ魔法を打ち込んだ。そしたら、土砂崩れが起きて流された。それだけよ。
アレク：それだけ？それだけだと？………その後起きたこと、忘れたとは言わせないわよ。
ルシード：だから、そんなことに責任持てないわよ。
アレク：あの山道には…私の…
ルシード：…だからなに？これは戦争なのよ。遊びじゃないわ。
文句があるなら、戦争を終わらせることでも考えなさい。
アレク：そうだ、あのとき…あの日から、私は、貴様ら人間を許さないことを誓った。
皆殺しだ……手始めに、あの日の決着をつけよう。
ルシード：願い下げよ。あたしは、あんたとはもうかかわりたくない…の…
あれ？ルシード先生がこっちに目配せしてる。
ルシード：アスレイ！よく見てなさい…一度しか、見せないからね。
アスレイ：は、はいっ！
アスレイ：は、はいっ！
いつもちゃらんぽらんな感じのするルシード先生が、真剣な声で
アスレイに命じた。
アスレイも、雰囲気を感じ取ったようだ。
アスレイは食い入るようにルシードさんを見つめている。
何も、見落としてはいけない、聞き落としてはいけない、と
思い詰めてでもいるかのように。
アスレイに命じた。
アスレイも、雰囲気を感じ取ったようだ。
アスレイは食い入るようにルシードさんを見つめている。
何も、見落としてはいけない、聞き落としてはいけない、と
思い詰めてでもいるかのように。
一方の魔族のおねえさん…アレクサンドラって言ったっけ？…
は、手勢の蜥蜴兵に守られて魔法の詠唱を始めてるようだった。
炎の魔導師…そうだ、こんなことしてる場合じゃない！
は、手勢の蜥蜴兵に守られて魔法の詠唱を始めてるようだった。
炎の魔導師…そうだ、こんなことしてる場合じゃない！
マスター：レッジ！背後からの蜥蜴兵の襲撃に備えて！
まどかは直ちに空中へ、援護態勢に入って。
マキは僕と一緒に。晶と結の近接支援。
卯月はレッジを援護してあげて。
そして…晶、結、対火防御結界発動！
レッジ：あ、ああ…
マキ：ぼんやりしないでください。刹那を争う場面です。
まどか：みなさん、お気をつけて。
卯月：さあ、レッジくん、行くよ！
結：姉さん。やりましょう。
晶：まず霧を発生させて、結
結：はい、姉さん。
アレク：よく仕込まれてる部下ね。
ルシード：あたしがしこんだわけじゃないわ。まあ、教え子には違いないかしら。
アレク：一撃で消し炭にするわ。…集え大地のそのまた奥底にある…
ルシード：無駄な大技を使うのね…ティセ。こっちに来て…
ティセ：は、はいご主人様ぁ…
まどかは直ちに空中へ、援護態勢に入って。
マキは僕と一緒に。晶と結の近接支援。
卯月はレッジを援護してあげて。
そして…晶、結、対火防御結界発動！
レッジ：あ、ああ…
マキ：ぼんやりしないでください。刹那を争う場面です。
まどか：みなさん、お気をつけて。
卯月：さあ、レッジくん、行くよ！
結：姉さん。やりましょう。
晶：まず霧を発生させて、結
結：はい、姉さん。
アレク：よく仕込まれてる部下ね。
ルシード：あたしがしこんだわけじゃないわ。まあ、教え子には違いないかしら。
アレク：一撃で消し炭にするわ。…集え大地のそのまた奥底にある…
ルシード：無駄な大技を使うのね…ティセ。こっちに来て…
ティセ：は、はいご主人様ぁ…
アレクっていう魔族の将の足下から、強烈な炎の力が舞い上がる。
普通の人間どころか、ちょっとした炎の召喚獣すら焼き尽くそうかという炎だ。
こんなすごい火炎の直撃を受けたら、多少の防御結界じゃ役に立たない。
普通の人間どころか、ちょっとした炎の召喚獣すら焼き尽くそうかという炎だ。
こんなすごい火炎の直撃を受けたら、多少の防御結界じゃ役に立たない。
マスター：マキ、結に魔力を供給してあげて、僕は晶に援護を入れる。
マキ：はい、マスター。
結：ありがとう、マキ。
晶：感謝しておくわマスター。…まだ、魔力は解放せずにいるわよ。…
まどか：マスター。来ました！
マスター：まどか、蜥蜴兵を近づけるなっ！
まどか：はいっ！まどか流槍術！真空斬り連撃！
マキ：はい、マスター。
結：ありがとう、マキ。
晶：感謝しておくわマスター。…まだ、魔力は解放せずにいるわよ。…
まどか：マスター。来ました！
マスター：まどか、蜥蜴兵を近づけるなっ！
まどか：はいっ！まどか流槍術！真空斬り連撃！
まどかが空中で槍を連続して振るうと、真空波が襲いかかってくる蜥蜴兵を斬りつける。
だが、さすがは、三魔将が引き連れているほどの蜥蜴兵だ。
まどかが斬りつけたぐらいでひるみはしない。
だが、さすがは、三魔将が引き連れているほどの蜥蜴兵だ。
まどかが斬りつけたぐらいでひるみはしない。
アスレイ：なにやってるのかしら、私が…
ルシード：アスレイ！あなたは私がしているのをみてなさい。
アスレイ：ルシード隊長。一体なにがあるんですか。
ルシード：集え慈しみはぐくむ光の力よ…我が言の葉に従いて我が元へ集え…
ルシード：アスレイ！あなたは私がしているのをみてなさい。
アスレイ：ルシード隊長。一体なにがあるんですか。
ルシード：集え慈しみはぐくむ光の力よ…我が言の葉に従いて我が元へ集え…
？こんどは、アレクサンドラや、その護衛の蜥蜴兵の回りに
いくつもの光の玉が現れた。これも、アレクサンドラの魔法なのか？
いくつもの光の玉が現れた。これも、アレクサンドラの魔法なのか？
蜥蜴兵が押し寄せてくる。
卯月とレッジが魔法で押し返してくれるが、たぶん、１分立たないうちに
こっちがやられるだろう。
でも、あの魔法に耐えるには他に方法がない…たのむ
レッジ、まどか、卯月、…アレクサンドラが魔法を使ったら、すぐ加勢するから…
卯月とレッジが魔法で押し返してくれるが、たぶん、１分立たないうちに
こっちがやられるだろう。
でも、あの魔法に耐えるには他に方法がない…たのむ
レッジ、まどか、卯月、…アレクサンドラが魔法を使ったら、すぐ加勢するから…
アレク：焼き尽くせ地獄の業火よ！ヘルフレア！
ルシード：はじけろ究極破壊魔法！ヴァイニシング・イクスプロージョン！
マスター：今だ晶！
晶：全力全開！ダイアモンドダスト！
結：ウォータースクリーン！
ルシード：はじけろ究極破壊魔法！ヴァイニシング・イクスプロージョン！
マスター：今だ晶！
晶：全力全開！ダイアモンドダスト！
結：ウォータースクリーン！
すべてが一瞬の出来事だった。
僕は、アレクサンドラが魔法を発動するタイミングに合わせて
晶に合図を送る。
晶は、炎の魔法に耐えられるよう、全力で氷の防護魔法を使った。
ダイアモンドダスト。空中の水分が凍結するほどの極低温を作り出す魔法だ。
それに、今まで僕らの回りにあった、水の防護結界の助けを借りて
アレクサンドラの魔法に対抗する。
僕は、アレクサンドラが魔法を発動するタイミングに合わせて
晶に合図を送る。
晶は、炎の魔法に耐えられるよう、全力で氷の防護魔法を使った。
ダイアモンドダスト。空中の水分が凍結するほどの極低温を作り出す魔法だ。
それに、今まで僕らの回りにあった、水の防護結界の助けを借りて
アレクサンドラの魔法に対抗する。
しかし、三魔将の名前は伊達じゃない。
水と氷の二重の防護結界を張ったはずなのに
結界を吹き飛ばしてこっちにまで打撃が突き抜けてくる。
水と氷の二重の防護結界を張ったはずなのに
結界を吹き飛ばしてこっちにまで打撃が突き抜けてくる。
マスター：うわぁ
マキ：きゃあ
晶：つぅ…
結：くっ…
レッジ：まだまだぁ！
卯月：このくらいじゃやられないよ！
マキ：きゃあ
晶：つぅ…
結：くっ…
レッジ：まだまだぁ！
卯月：このくらいじゃやられないよ！
とはいえ、これは本当のぎりぎりだ。もし
準備してなければ、一撃でやられてたかもしれない。
準備してなければ、一撃でやられてたかもしれない。
でも、こちらだってやられっぱなしじゃない。
ルシードさんの使った魔法…噂にしか聞いたことがない
究極攻撃魔法のひとつ、ヴァニシング・イクスプロージョンは
間違いなく蜥蜴兵達をとらえたんだ。
ルシードさんの使った魔法…噂にしか聞いたことがない
究極攻撃魔法のひとつ、ヴァニシング・イクスプロージョンは
間違いなく蜥蜴兵達をとらえたんだ。
ヴァニシング・イクスプロージョン。
普通の魔法使いが使える、最強攻撃魔法
ヴァニシング・ノヴァを無数に発生させ
同時に爆発させる魔法だ。
これは、莫大な魔法力を消費するばかりか
魔法の制御に高度な技能が必要だから、使える魔法使いは限定されている。
ルシード教官って、こんなすごい魔法が使えたのか…。
普通の魔法使いが使える、最強攻撃魔法
ヴァニシング・ノヴァを無数に発生させ
同時に爆発させる魔法だ。
これは、莫大な魔法力を消費するばかりか
魔法の制御に高度な技能が必要だから、使える魔法使いは限定されている。
ルシード教官って、こんなすごい魔法が使えたのか…。
ルシード：少年、いい判断だったわ。…あなたたちの助けがなければ
ここで何人か、死んでたかもしれないわね。
マスター：ありがとうございます。ルシードさん。
ルシード：お礼は、蜥蜴兵を退治した後よ。
アレク：くっ。…また、貴様に…きさまなどに…
ルシード：たかが人間風情にって言いたいのかしら？
アレク：違う！貴様も魔族の端くれであるくせに、なぜ人間などの味方をする。
人間など…人間など、欠片ほども信用できぬ、嘘つきの集まりではないか！
ルシード：そうかもしれないわ。だけど、人間だって、あなたが思ってるほど悪くもないわ。
アレク：くっ……
ルシード：どうするの？続ける？勝負は、ついてるみたいだけど。
もう一度あの魔法が使えるだけの力、残ってないでしょ。
こっちはティセの援護があるから、もう一発、撃てるわよ。
こんどこそ、とどめ、さして上げようかしら。
アレク：畜生、すぐに蜥蜴兵を集めて貴様らを滅ぼしてやる。
ルシード：捨て台詞だけはご立派ね。
アレク：おぼえておれ！
ここで何人か、死んでたかもしれないわね。
マスター：ありがとうございます。ルシードさん。
ルシード：お礼は、蜥蜴兵を退治した後よ。
アレク：くっ。…また、貴様に…きさまなどに…
ルシード：たかが人間風情にって言いたいのかしら？
アレク：違う！貴様も魔族の端くれであるくせに、なぜ人間などの味方をする。
人間など…人間など、欠片ほども信用できぬ、嘘つきの集まりではないか！
ルシード：そうかもしれないわ。だけど、人間だって、あなたが思ってるほど悪くもないわ。
アレク：くっ……
ルシード：どうするの？続ける？勝負は、ついてるみたいだけど。
もう一度あの魔法が使えるだけの力、残ってないでしょ。
こっちはティセの援護があるから、もう一発、撃てるわよ。
こんどこそ、とどめ、さして上げようかしら。
アレク：畜生、すぐに蜥蜴兵を集めて貴様らを滅ぼしてやる。
ルシード：捨て台詞だけはご立派ね。
アレク：おぼえておれ！
まるで、漫画の悪役みたいな捨て台詞を吐いて、アレクサンドラは姿を消した。
そういえば、アレクサンドラの周りにいた蜥蜴兵は姿を消している。
一体どこへ消えたんだろう？
そういえば、アレクサンドラの周りにいた蜥蜴兵は姿を消している。
一体どこへ消えたんだろう？
アスレイ：ルシード隊長のヴァニシング・イクスプロージョンに、アレクサンドラの
ヘルフレア。両方の攻撃をまともに受けたら、持ちこたえられないでしょうね。
マスター：…両方って…もしかして、巻き添えにすること前提で魔法を使ったのか！
ルシード：驚くほどのことでもないでしょ。魔族じゃ普通のやり方よ。
マスター：…そんなやり方ないよ。…みんな…みんな、仲間じゃないか…
アスレイ：魔族にとっては、魔族以外は駒みたいね。
卯月：えー、駒って、ひとつなくなったら将棋にならないんだよ。
マキ：そうですね。やりなおしがあるような場合ですけど。
まどか：ですけどマスター。これで、見つかっちゃったことになりますね。
ルシード：…ここまで、想定の範囲内よ。
ティセ：想定の範囲内だったらぁ。なにかすばらしい作戦があるんですかぁ？
ルシード：すばらしい、ってほどじゃないわ。やな作戦よ。
あたしとティセは、アレクサンドラを追うわ。
出来るだけ派手に暴れて、囮の役割をすることになるわね。
あなたたちは、予定通り、補給集積所を叩きなさい。
アスレイ、今の、ちゃんと見たわね。…ヴァニシング・イクスプロージョンを
たたき込めば、連鎖反応的に破壊をもたらせるはずよ。…あなたなら、出来るわ。
アスレイ：…いきなり大役ですね。
ルシード：気楽にやりなさい。失敗したら、死ぬだけよ。
レッジ：それで気楽にやれってのかよ。無責任だろ。
マスター：他に、選択肢、ないんですか？
ルシード：今すぐ逃げるっていうのも、選択肢のうちよ。
だけど、帰れる場所なんてなくなってるでしょうね。
アタシらが失敗したら、ホートウィッシュは陥落してるでしょうし
魔族に投降したところで、あいつらの考えてる事って、さっき見た通りよ。
マスター：とほほ…覚悟決めるしかないってことですか。
まどか：明るい方に考えましょうマスター。これをやりとげれば、きっと卒業です。
卯月：そっか。いくらなんでも、これだけ難しい課題をやり遂げたら、落第なんてないよね。
マキ：お役所仕事で、そういう特例は期待しないほうがいいかもしれませんね。
晶：悩んだって始まらないことは、悩まないことよ。
結：ふふっ。姉さんったら。
レッジ：わかったよ、覚悟決めればいいんだろ。
アスレイ：…ちょっと、あんた。
マスター：なに？アスレイ。
アスレイ：はなはだ不本意だけど…集団行動にはリーダーが必要だわ。
マスター：だから、アスレイがリーダーになるの？
アスレイ：…今の私は、リーダーに向いてないの、自分でもわかる。
だから、今からあんたがリーダーやりなさい。
マスター：ええ？僕が！えっと…ルシードさん、何か言ってください。
ルシード：いい判断ね、アスレイ。…少年、自分を信じなさい。
そして、それ以上に仲間を信じなさい。
自分１人で出来ないことも、一緒なら、出来る…かも、しれないでしょ。
ティセ：ご主人さまぁ。…ティセはどうするんですかぁ。
ルシード：もちろん、ティセはあたしと一緒よ。１人じゃ出来ないことも、２人なら出来るかもしれないわ。
ティセ：はいっ！ティセはずっとご主人様と一緒ですぅ。
ルシード：じゃあ、無事と幸運を祈るわ。…がんばらないように、がんばってね。
マスター：はい、ルシードさんもお気をつけて。
ルシード：そうね。
ヘルフレア。両方の攻撃をまともに受けたら、持ちこたえられないでしょうね。
マスター：…両方って…もしかして、巻き添えにすること前提で魔法を使ったのか！
ルシード：驚くほどのことでもないでしょ。魔族じゃ普通のやり方よ。
マスター：…そんなやり方ないよ。…みんな…みんな、仲間じゃないか…
アスレイ：魔族にとっては、魔族以外は駒みたいね。
卯月：えー、駒って、ひとつなくなったら将棋にならないんだよ。
マキ：そうですね。やりなおしがあるような場合ですけど。
まどか：ですけどマスター。これで、見つかっちゃったことになりますね。
ルシード：…ここまで、想定の範囲内よ。
ティセ：想定の範囲内だったらぁ。なにかすばらしい作戦があるんですかぁ？
ルシード：すばらしい、ってほどじゃないわ。やな作戦よ。
あたしとティセは、アレクサンドラを追うわ。
出来るだけ派手に暴れて、囮の役割をすることになるわね。
あなたたちは、予定通り、補給集積所を叩きなさい。
アスレイ、今の、ちゃんと見たわね。…ヴァニシング・イクスプロージョンを
たたき込めば、連鎖反応的に破壊をもたらせるはずよ。…あなたなら、出来るわ。
アスレイ：…いきなり大役ですね。
ルシード：気楽にやりなさい。失敗したら、死ぬだけよ。
レッジ：それで気楽にやれってのかよ。無責任だろ。
マスター：他に、選択肢、ないんですか？
ルシード：今すぐ逃げるっていうのも、選択肢のうちよ。
だけど、帰れる場所なんてなくなってるでしょうね。
アタシらが失敗したら、ホートウィッシュは陥落してるでしょうし
魔族に投降したところで、あいつらの考えてる事って、さっき見た通りよ。
マスター：とほほ…覚悟決めるしかないってことですか。
まどか：明るい方に考えましょうマスター。これをやりとげれば、きっと卒業です。
卯月：そっか。いくらなんでも、これだけ難しい課題をやり遂げたら、落第なんてないよね。
マキ：お役所仕事で、そういう特例は期待しないほうがいいかもしれませんね。
晶：悩んだって始まらないことは、悩まないことよ。
結：ふふっ。姉さんったら。
レッジ：わかったよ、覚悟決めればいいんだろ。
アスレイ：…ちょっと、あんた。
マスター：なに？アスレイ。
アスレイ：はなはだ不本意だけど…集団行動にはリーダーが必要だわ。
マスター：だから、アスレイがリーダーになるの？
アスレイ：…今の私は、リーダーに向いてないの、自分でもわかる。
だから、今からあんたがリーダーやりなさい。
マスター：ええ？僕が！えっと…ルシードさん、何か言ってください。
ルシード：いい判断ね、アスレイ。…少年、自分を信じなさい。
そして、それ以上に仲間を信じなさい。
自分１人で出来ないことも、一緒なら、出来る…かも、しれないでしょ。
ティセ：ご主人さまぁ。…ティセはどうするんですかぁ。
ルシード：もちろん、ティセはあたしと一緒よ。１人じゃ出来ないことも、２人なら出来るかもしれないわ。
ティセ：はいっ！ティセはずっとご主人様と一緒ですぅ。
ルシード：じゃあ、無事と幸運を祈るわ。…がんばらないように、がんばってね。
マスター：はい、ルシードさんもお気をつけて。
ルシード：そうね。
こうして、ルシードさん達は、僕らから別れた。
あんな強烈な魔法を使う精霊魔法使い相手に戦うなんて、…無茶だとしか思えない。
だけど、僕らもまた、無茶としか思えないことをしなければならないんだ。
なんといっても、ここからは、僕らだけで、…魔族の補給集積所の破壊なんていう
大仕事を成し遂げないといけないんだから。
あんな強烈な魔法を使う精霊魔法使い相手に戦うなんて、…無茶だとしか思えない。
だけど、僕らもまた、無茶としか思えないことをしなければならないんだ。
なんといっても、ここからは、僕らだけで、…魔族の補給集積所の破壊なんていう
大仕事を成し遂げないといけないんだから。